産廃業の石坂産業さまは、所沢のダイオキシン問題で経営の根幹を揺るがすような危機に直面されておりました。地域住民から大バッシングを受け、その後社員の4割が辞めて行きました。そんな危機の中社長に就任。次々と大改革を成し遂げ現在では地域のみならず全国から人が押し寄せる会社に。どのように大改革を成し遂げていかれたのでしょうか?
そのプロセスを講演会で色々聞かせて頂きました。その中から素敵な言葉をご紹介致します。
1. イノベーションの捉え方(ISO導入にあたり)
仕組みやルールの無い組織において仕組みやルールを取り入れる事自体がイノベーション
2. 共に育む教育制度(共育制度)
社内改革は基本のあいさつから初めて3Sを徹底、それは自社の社員だけで無く共に成長する為にお客様に対しても徹底して行ったとの事
3. 仕事は考えるから楽しい
社長から言われた事だけをやる社員ばかりが出来上がる状態に対して、社員に五感力を磨かせ作業ではなく仕事(楽しい事)をしていく事を実践。そのためにあらゆる情報を共有して、その情報を元に社員自らが考え改善はみんなの仕事だという意識を芽生えさせた。
4.「見える化」より「見せる化」
様々な人に来社頂き、社員がどんどん見られていくことで社長の発言よりとても効果が高いとの事
まだまだ名言は沢山ありますが、本当に改革を行ってきた人だから言える言葉ですね。以前、石坂産業さまのお話をある方からお聞きした時、石坂社長さまの事をこう表現されていました。
「キラキラした人」
まさにその表現がぴったりの方でした。
書籍も出ております。
弊社も経営品質活動に取り組んでおりますが、まだまだ足元にも及びませんが共に成長して行きたい所存でございます。
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