2016年4月13日水曜日

変化に対して

先日、経営品質のセミナーに参加してきてとても良い言葉を頂きましたので簡単にご紹介。
我々は常日頃何かしらの成果を出すために様々な活動をしていると思います。良い結果もあれば悪い結果もある中、何かしら良い結果が成果になり、その成果で継続した企業活動が出来るんだと思います。ただ様々な変化によって良い結果は長くは続かない事も多々あります。特にスピードの早い現代においてはこの変化の影響で業績が右往左往することを良く目にします。企業経営においてこの変化への対応がとても重要だというのは誰もが疑わない事だと思いますが、中々変化出来ないもの事実です。

どうして変われないのでしょうか?

やはり、過去の成功体験から抜け出せず、変化を拒否したり、知らないふりをしているということが多いのでは無いでしょうか?

ちなみに変化を拒否する方々に多い口癖が、「忙しい」「それどころではない」「問題ない」といった発言が多いそうです。

では、企業を継続させるために変化に対してどのようにすれば良いのでしょうか?セミナーでは次の4つを紹介されておりました。


  1. 変化を知り素早く対応する
  2. 変化を予測し準備する。
  3. 変化を自ら起こす
  4. 変化を楽しみ変化に強い体質になる


特に、変化を楽しみ強い体質になれば変化を自ら起こせるようになるとの事です。確かにその通りだと思います。

では、変化を楽しみ強い体質(組織)になるには?

人と組織が変わらなければならないとの事です。結局、はやりの仕組みや成功モデルを取り入れても人(意識)が変わらねば成果が出ないとの事です。

では、人と組織を変えるには?
対話が重要であり、対話を変えるための心がけが前回のブログ記事になります。

まずは、変化に対して前向きに捉えて行きたいと思います。







会議の健全度チェック

先日、毎年4月に行われる「素晴らしき経営を目指して」と題される「素晴らしき経営研究会」と「京都経営品質協議会」の共催セミナーに行ってきました。とても参考になる話が多い中、改めて経営において対話の重要性を考えさせらました。企業における対話の場の代表といえば「会議」だと思います。この会議の質を高めることがすばらしき経営に近づく一歩だと感じております。では、その会議の質を高めるには?

以下のチェックリストと照らし合わせて会議の質を測れます。


1.会議の目的が明確になっていない。

2.終了時間が決まっていない。

3.メールで済む業務報告、通達、確認に終始している。

4.いつも意見を言わない人がいる。

5.無意味な資料が大量に配られ、その説明が長い。

6.発言すると損をするので、黙っていることが多い。

7.感情的な対立や責任のなすりあいが起こる。

8.アイデアを出さずに否定的な意見を言う人がいて議論が進まない。

9.最後に今までの議論は何だったのかと思うことがある。

10.何が決まったのかわからない。

11.結論がでたが、各人が何をすれば良いのか分からない。

12.特定の人の発言が長い。

13.声の大きな人の発言が結論になる。

14.本来の目的から論点がズレることが多い。

15.議論の発展、掘り下げを戻してしまう人がいる。

以上、如何でしたでしょうか?
上記チェックリストに何も当てはまらないように会議の質を上げて行きたいですね!