*経済産業省の公開報告書
http://www.meti.go.jp/press/2014/07/20140722002/20140722002.html
*報告書PDF
http://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/mono/creative/design_thinking_report.pdf
経済産業省の報告書に記載されているように、「デザイン」はモノの形状・色彩を決める造形計画のみを意味するのではなく、企業経営の観点では商品・サービス等の開発におけるマーケティング、企画、広告、ブラン ディング等の企業経営全てに関わるものと捉えられています。
デザイン思考とはこの後者の意味するところであり、社会の課題や生活者のニーズに目を向け、その解決策として商品やサービス等を開発し、その価値をストーリーとして伝えていくという手法であり、イノベーションの誘発や問題解決の手法として活用されています。
イノベーションが必要だという事は誰しも感じていますが、どのようにすればイノベーションを起こせるのかというひとつの手法が「デザイン思考」になります。
ではデザイン思考のポイントを私なりに簡単に整理してみます。
1.顧客を中心に考える
当たり前のようですが、売り手中心、作り手中心とどうしても自分の立場からモノゴトを考えてしまいます。デザイン思考は「どうすれば顧客をハッピーにできるか?」といった人間を中心に設計された問題解決アプローチです。
2.アイデアを量産する
たっとひとつの優れたアイデアを生み出そうとするのではなく、可能な限り沢山のアイデアを量産する事が大事。この段階ではそれらアイデアを評価するのではなく、参加メンバー同士の頭脳をネットワークで結びつけ協働でアイデアを出していくような形をとります。
3.プロトタイプを作成する
アイデアがある程度出てきたら、それらアイデアを形にして行きます。目に見えるように、手に取れるようにする事でアイデアをただ語るよりも効果的です。ラピッドプロトタイプという言葉がつかれているようにスピードも大事です。
4. アイデアを評価する。
プロトタイプを作成してテストを行いフィードバックを 得る。ユーザーからフィードバックをもらうことでアイデアを洗練させよりよくしていきます。また検証を通じてユーザーの体験をより深く理解することにもなります。
そしてこれらサイクルぐるぐる回していくイメージです。
かなりざっくりしたまとめです^^; ご了承ください。
ということで詳しくお知りにになりたい方は2015年10月27日(火)にデザイン思考入門セミナーが京都経営品質協議会で開催されます。弊社は京都経営品質協議会に加盟しており経営品質活動に取り組んでおり運営委員も務めさせて頂いております。
ご興味ある方はご参加おまちしております!
申し込みページ(京都経営品質協議会ページ)
http://www.kyo-quality.jp/2015
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