今回はiBeaconを触る機会がありましたので、そちらを簡単にご紹介です。
iBeaconとは、iPhoneのiOS7に標準搭載されたことで、徐々に認知度が上がり最近は良く活用されている場面を拝見するようになってきました。技術的にはBluetooth Low Energy(BLE)を使った技術です。
具体的な利用例としては、店舗の前を歩くユーザーのiPhoneに商品やセール情報をプッシュ通知したり、店舗側でユーザーの動線を分析できたりなど、ネットとリアルを接続するような形で利用が進んでいます。この様な形を応用して、様々な場面での活用シーンが思い描かれます。
今回、お客様からの引き合いで、iBeaconを利用して入退場管理をしたいとの相談を受けました。そちらの調査を兼ねて、開発用のiBeaconとして、braveridge社のBVMCN1101AAを購入しましたのでそちらをレビューしてみます。
製品URL
http://www.products.braveridge.com/beacon/bvmcn1101aa-b/
大きさは、マウスより小さいといった感じでしょうか?超小型のマウスより少し小さい感じです。
上部中央に、小さな穴が二つあります。
一つは電源で、もうひとつは設定モードに入るスイッチです。
設定方法は、iPhoneアプリのLightBlueLEで行います。
この画面の中の、BBAAEditが対象のiBeaconになります。ここで設定モードのボタンを押すと
No Service から 1Serviceに切り替わり、各種パラメータを編集出来るようになります。
ここからは手順書通りに行えば上手く行きますが、私は勘違いしており、このUUIDで接続出来るものだと思っており、最初中々接続出来ませんでした。こちらで指定したUUIDを設定する事で、その後は問題無く接続可能でした。
取扱説明書
各種設定を完了すると、resetに01を入力します。
すると、次の画面が出て設定完了です。
次回は、この端末を活用したアプリケーションをご紹介致します。