まずは最近の人気度を比較です。Google トレンドで調べてみますと
青色:FileMaker 赤色:Kintone
同じ位の頻度でキーワード検索されている様です。ここ最近はライバル状況だという事がよくわかります。
では、世界的に見てどうでしょうか?
FileMaker
Kintone
当たり前といえば当たり前なのですが、世界的にはFileMakerが人気の様です。Kintoneは日本をターゲットにしている製品ですので、当然の結果かと思います。
では、国内ではどうでしょうか?
FileMaker
Kintone
全国的にはFileMakerの方が人気の様です。特にFileMakerは鹿児島で人気の様ですね。Kintoneは秋田や新潟で人気の様です。意味は無いと思いますが何か理由はあるのでしょうか?
では、エクセルと比較するとどうなるでしょうか?
黄色:エクセル 青色:FileMaker 赤色:Kintone
圧倒的にエクセルが人気の様です。
私見ですが、エクセルで何か困っている方々が検索エンジンで調べている結果のグラフでは無いでしょうか?それだけ、エクセルで困っている方々(エクセル市場)があるとの仮説が出来ます。
FileMaker・Kintoneはエクセルからのアプリ構築を機能として兼ね備えております。エクセルで困っている方々に対しての解決策としての製品群です。両製品とも同じターゲットの様です。
では、エクセルからの変換という点で比較してみます。
FileMaker
- Excel Book形式, CSV形式共にサイズ等に制限なし
- Excel Book形式は、xlsでもxlsxでも可能
- 1行目を項目名として扱うかは選択可能
- 日付データもあまり意識せず取込可能
- データタイプの設定はいつでも変更可能
Kintone
- Excel Book形式:取込サイズ 最大1MBまで 1,000行Å~50列まで
- xlsxのみ取込可能
- 1行目は必ずデータ項目名として扱われる
- 日付データは注意して取込する必要あり
- 一度設定したデータタイプは後から変更できない
エクセルからの変換に関してはFileMakerの方が自由度があるようです。
続きはまた次回。