2016年2月2日火曜日

IPA中小企業情報セキュリティ講習能力養成セミナー

先日、IPA(独立行政法人情報処理機構)主催の中小企業情報セキュリティ講習能力養成セミナーを受講してきました。このセミナーは、我々のような中小企業を支援する立場の人間が講習会を開催出来るようになる為のセミナーです。中小企業において情報セキュリティの必要性は感じているが、まず何をすべきか分からないという声は非常に多いと思います。そこで今回は講習会の内容を3点ご紹介致します。

1.まずは己を知る。
 何から始めたら良いのか分からない方に対しては、「5分で出来る自社診断シート」をお勧めいたします。


この自社診断シートに設けられている25個の診断項目に答えることで、あなたの会社の情報セキュリティの問題点を簡単にチェックできます。さらに、自社診断パンフレットには、各チェック項目で設定されている設問についての解説があります。このパンフレットを参照することで、自社診断シートにある設問の内容を自社で対応していない場合に生じる情報セキュリティへのリスクと、今後どのような対策を設けるべきかを把握することができます。

不明点等がございましたらお気軽に弊社までお問い合わせください。


2.最新の脅威を知る
IPAが毎年「10大脅威」として発表している資料があります。年々情報セキュリティに対する攻撃は巧妙になっており最新の手口を認識しておくことが大事になります。


ちなにみ2015年の脅威第1位は、「インターネットバンキングや クレジットカード情報の不正利用」でした。特に個人口座だけでなく法人口座もターゲットになっているのが最近の特徴です。2014年度は2013年度の2倍になっており2015年も増加傾向だそうです。手口としては、ウィスル感染による不正送金やフィッシング詐欺による入力した情報が窃取されるといった事が多いようです。対策としてはウィスル対策・二段階認証等の利用が基本となります。


3.映像を見る
資料や書籍では中々難しい言葉も多く中々出来ない場合もございます。そこで約10分程度で様々な脅威に対しての理解や対策をわかりやすく説明している動画がネット上に配信されています。

どの動画も10分程度で終わりますので、朝礼時等にも利用できるかと思います。
Youtube内のIPAチャンネルに沢山の動画が掲載されております。

その他 IPA動画紹介ページ
https://www.ipa.go.jp/security/keihatsu/videos/index.html

弊社でもセミナー開催を承っておりますので情報セキュリティセミナー開催をご希望の方は弊社までお気軽にお問い合わせください。